SATORU
OODAIRA
2015
NIIGATA オフィス・アート・ストリート : 入選
9月26日(土)~10月25日(日)
みなとまち新潟~東アジアとつながるまち~
上記のテーマに沿ったアートフェアー全国公募展。
平面作品(絵画、デザイン、版画、写真等)・立体作品・インスタレーションなどのアート作品を
古町(柾谷小路)~ 万代 ~ JR新潟駅前(東大通)までの間に面している金融機関のショーウィンドー等に約1カ月間展示。
新潟の文化創造、街づくり、都市計画をアートで発信するアートフェアー。
審査員
日比野 克彦
1958年岐阜県生まれ アーティスト/東京藝術大学美術学部先端芸術表現科教授/ 日本サッカー協会理事
川口 とし子
1956年新潟県加茂市生まれ建築家/ 長岡造形大学建築・環境デザイン学科教授
霜鳥 彩
1978年新潟県燕市生まれ株式会社ジョイフルタウン「月刊にいがた」副編集長
塩田 純一
1950年東京都生まれ新潟市美術館館長/ 美術評論家
SHIKI:色 ColorMapping 展示場所 25_北越銀行 新潟駅前支店
SHIKI:色 ColorMapping 展示場所 25_北越銀行 新潟駅前支店
SHIKI:色 ColorMapping
SHIKI:色 ColorMapping 展示場所 25_北越銀行 新潟駅前支店
SHIKI:色 Color Mapping
展示場所
25_北越銀行 新潟駅前支店
作品コンセプト
作品はさをり糸をキャンバスに一本一本巻き、木の年輪のように刻をきざんでいます。
色々な糸は事物や時間、そして成長を表現しています。
今回の展示では、さをり糸を中心に新潟のまちの成長を現します。新潟の48市群区町村を48個のキャンバスで描き、それぞれの糸がつながることで都市のより大きな成長へ、つながることを表現していいます。
*作品の中心さをり糸について*
この糸は自分が関わっている、知的障がいのある人たちが作業所の活動で織る織物の残糸です。
その糸を有償で譲り受け、作品へと再利用しています。アートが人をつなぎ、新たな新潟の姿を浮かび上がらせます。
展示を終えて
6回目となるこの公募展。今回応募が最多のなか入選となりました。設営の時間制約がある中で、48市郡区町村をイメージどおり描けました。日中は外の光との関係がとても良く、作品が際立っていました。また夜は照明に照らされ、印象が一変します。ギャラリーでは味わえないこの環境が作品を思いがけない都市風景へと変化させて行きました。実際に見ていただいた人たちからは色あざやかな作品で、展示スペースがとても華やかになっていたなど感想をいただきました。またコンセプトを読んで障がいのある人たちの活動を応援したいなど前向きな意見をいだだきました。そして展示をきっかけに近隣の施設への見学や交流があり、作品を通して新潟の人々とつながることができたと実感しています。
今後もアートが人と人をつなげることを信じて制作を行い、さらにコンセプトの活動も続けていきたいと思います。